鳥取県議会 2008-11-01 平成20年11月定例会(第4号) 本文
しかし、世界的宗教である仏教と我が国固有の神祇信仰が融合した神仏習合と、山岳修験の場としての急峻な地形と独特な意匠・構造を持つ建築建造物群との調和は、文化資産としての価値が高いとの評価であります。
しかし、世界的宗教である仏教と我が国固有の神祇信仰が融合した神仏習合と、山岳修験の場としての急峻な地形と独特な意匠・構造を持つ建築建造物群との調和は、文化資産としての価値が高いとの評価であります。
これをもう少し詳しく順序立ててお話しいたしますと、日本には古来から神祇信仰が行われてきました。神として祭られているものには、一つは、自然崇拝の神、山、森、岩あるいは太陽に神霊を見出してそれを拝む。二つ目は、古事記や日本書紀などの神話に出てくる神様。三つ目は、祖先神です。古来から日本にはそういった神祇信仰があるのです。この神祇信仰の中にやがて仏教が入ってきます。仏教は、国際性を持った宗教なんです。